■ お知らせ  

●横浜国立大学・国立環境研究所Global COEプログラム最終シンポジウム
「ほどほど」で読み解く生態リスク
2012年4月21日(土)13:00-17:10 横浜国立大学教育文化ホール
アクセスhttp://www.ynu.ac.jp/access/index.html

わがCOEでは、2002年からの21世紀COE、2007年からのG-COEを通じて、化学物質と生態系管理の分野で先端的にリスク管理を進めてきました。私たちは「アジア視点」を標榜し、リスクをゼロにするのではなく、経済発展と調和した「ほどほど」のリスク管理の具体的理念と手法を提案してきました。その10年間の成果を紹介します。皆様のご参加をお待ちしています。

プログラム 
13:00 開会挨拶:鈴木邦雄学長
13:10 藤江幸一:アジア視点の循環型社会
13:40 益永茂樹:化学物質リスク管理の成功と課題
14:10 及川敬貴:規範としての生物多様性―基本法時代の地域資源ガバナンス
14:50 休憩
15:10 金子信博:土地利用の持続可能性と生物多様性
15:40 五箇公一:外来生物法5年間の歩みとこれから
16:10 パネル討論:「ほどほど」で読み解く生態リスクとは(司会:松田裕之)
    外部評価委員コメントほか
17:00 閉会挨拶:川本克也(国立環境研究所)
17:30 懇親会 横浜国大れんが館(予定)
    ※プログラムは変更する場合もございます。 チラシはこちらから
参加費:無料
※お申し込みは必要ありません。当日、直接会場にお越しください。

  

ニュースレター『EcoRisk(エコリスク)通信』  第14 

第14号
【内容紹介】
■ Ecorisk通信終刊企画
     グローバルCOEプログラムの成果、リスク管理と科学者のあり方について
     ~松田裕之先生と五箇公一先生の対談~
■ グローバルCOEプログラムに参加して 大野勝弘
■ YNU-GCOE research fellowship: a postdoctoral experience worth remembering    
   Daniel Edison Husana
■ 感謝!!COEプログラム 草間勝浩
■ 「アジア視点の国際生態リスクマネジメント」から学んだこと 小出大
■ 出版紹介
   『生態系の暮らし方:アジア視点の環境リスク・マネジメント』 小池文人
■ GCOE事務局より 茂岡忠義・関口美穂子・来海麻衣

過去の『EcoRisk(エコリスク)通信』は こちら 
 


■森准教授の東日本大震災に関するコメントがNature誌のCorrespondanceに掲載!

森准教授コメント:東日本大地震に関連した災害ののちに、思うところをまとめていました。そして、私の考えの一部が、イギリスのNature誌に、Correspondanceとして掲載されることになりました。ジャーナルのポリシーと紙面の都合などにより、最終的には当初の半分ほどの文量になりました。とても短い文章なので、言いたいことの大要しか伝えられません。それでも、世界中に読者がいる、社会的インパクトの高い媒体に、私の主張を掲載してもらえることは、とても有り難いことと思っています。   森准教授HP http://akkym.net/research/                     Correspondance_mori.pdf

 

福島第一原発事故による空間放射線量の将来予測と野生生物への影響予測
 ↑ご興味がある方は、是非ご覧ください。 

■放射線被曝の健康影響について                  
 
■ItohRadiationRisk.pdf
 Effects of Radiation Exposure on Human Health
 
■ItohRadiationRisk(English).pdf

 Avoiding the Wrong Response to Radiation Risk
 ■OkaRadiationRisk(English).pdf

■H23年6月18日に開催致しました
 『生態系と人間~地域と描く里山・里海の未来~』の講演記録は
こちらから

■H23年5月30日に開催致しました
 『福島原発事故の土壌汚染影響を考えるワークショップ』の講演内容は
こちらから

去る2月26日(土)、東京・神田の学士会館において開催したシンポジウム  「生物多様性条約 利用と保全の調和を考える」の講演記録集が出来ましたのでご参照ください(PDF 全98ページ)。
※印刷はこちらから
・講演記録集(A4版1-27ページ)
                   ・講演記録集(A4版28-98ページ)

        226シンポの報告書(印刷した冊子)を
       希望者に配布します。希望者はer-coe3@ynu.ac.jpへお申し込みください。
       ※メールアドレスの @ は全角文字になっています。
         半角 @ に修正してから送信してください。

 

 
■ 書籍のご案内 

『めぐる』
中村桂子編(金子信博ら著) 
生命誌年刊号vol.61-64 新曜社
 
『自然再生ハンドブック』
日本生態学会編(矢原徹一、松田裕之ら監修)
地人書館

『撤退の農村計画』
林直樹 元COEフェロー(現 横浜国大産学連携研究員)ほか編著 
学芸出版社
 

  『生物多様性というロジック 環境法の静かな革命』
  及川 敬貴 著 勁草書房 発行
 
 
  『クワガタムシが語る生物多様性』
 五箇 公一 著 創美社一般書 発行
 

『これだけ知っていれば安心!』放射能と原発の疑問50
 伊藤公紀著 日本評論社 発行


アジア視点の国際生態リスクマネジメントのねらい

本グローバルCOEプログラムでは、21世紀COEプログラムをはじめとする横浜国立大学の多くの実績を踏まえ、国立環境研究所と連携し、人口増加 や経済発展に伴って生態系の破壊と生態系サービスの劣化が著しいアジア発展途上国等の生態リスクの適切な管理に貢献するため、国連ミレニアム生態系評価 (MA)にアジア視点を加えた国際的なリスク管理の理念・基本手法・制度を解析して提示します。

それとともに、「基礎研究」と具体的な「事例応用研究」、あらたな政策アイディアに基づく「社会制度提案」の三者を繋げる市民・企業・行政・研究者のネットワークを国際的に構築する人材育成拠点形成を目的としています。

学長からメッセージ


本グローバルCOEプログラムでは、環境情報学府の副専攻プログラムとして、当プログラム担当者によるリレー講義、外国人研究者によるGCOE Forumを随時開催しています。興味のある方々の来聴を歓迎いたします。 詳細は、それぞれのページをご覧ください。

横浜国立大学グローバルCOEプログラム
「アジア視点の国際生態リスクマネジメント」事務局

〒240-8501 横浜市保土ヶ谷区常盤台79番7号 
         横浜国立大学環境情報研究院 教育系講義棟7号館206室
         TEL : 045-339-4469 FAX : 045-339-4497 e-mail :  er-coe3@ynu.ac.jp
 ※メールアドレスの @ は全角文字になっています。半角 @ に修正してから送信してください。

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books

画像:生態リスク入門

生態リスク入門
著:松田裕之

画像:なぜ生態系を守るのか

なぜ生態系を守るのか
著:松田裕之