News Release
横浜国立大学がグローバルCOEに採択される!
2007.6.15 横浜国立大学
横浜国立大学の「アジア視点の国際生態リスクマネジメント」プログラムが、平成19年度文部科学省グローバルCOEに採択されました。
プログラムは,本学の大学院環境情報研究院が中心となり,人口増加や経済発展に伴って環境劣化が著しいアジアにおいて生態リスクの適切な管理に貢献するために,@アジア視点から国際的なリスク管理の理念・基本手法・制度を解析して,A生態系の調査を踏まえた外来生物、生態系サービスなど具体的なリスク管理手法を提示します。B農薬・肥料・有害物質管理,バイオマス高度利用,遺伝子操作作物利用,廃棄物循環利用等,具体的実践的な生態系サービスのリスク管理を促進するため,C研究者・行政・企業・市民のネットワークを国際的に構築するとともに,D若手研究者等の国際的な人材育成拠点の形成をします。
「欧州の予防原則と米国の順応的管理とが対立」しているリスク管理の理念・方法を、法規制と自主規制との調和を実践している「アジア視点」から構築することが本プログラムの特色です。
グローバルCOEとは:大学院の教育研究機能を一層充実・強化し、国際的に卓越した教育研究拠点を重点的に形成し、国際競争力のある大学づくりを目的として、文部科学省が募集をする事業です。1件当たり年間数億円を5年間継続的に交付。初年度の平成19年度は158億円の予算で5分野を公募。63件が採択。
■学長から